忙しいからこそ必要な「セルフ・マネジメント」㊺
セルフ・マネジメント (自己管理)
「単なる自己管理ではなく、自分自身という唯一無二の貴重な資源を最大限に生かして、自身の成果と、周りに対してプラスの影響を及ぼすことのできる能力」
そのために絶対に必要となる心身の良好な状態に関し、以下の5つの要因に分けて説明していきたいと思います。
食事
排泄
運動
睡眠
心理的要因
心理的要因
人間関係の余裕
上司と部下。親と子供。夫婦。隣人。恋人…。このような関係はうまくいっているでしょうか?
人の悩みの大きなものの一つに人間関係があります。 人間関係が険悪であると、事あるごとにそれを思い出して心に付きまとい貴方の精神を蝕みます。 これはセルフ・マネジメントを行うのに良い状態とは言えません。
上手くいかない人とは接点を持たないのが一番でしょうが、そうはいかないのが社会というもの。 誰しもが皆、気に入らない人との摩擦に苦しんでいます。 完全な解決は非常に難しいと言わざるを得ません。
人を変えることはできない。しかし、自分を変えることはできる。
このように考えて自分を殺し、人間関係を円滑にすることもできるでしょう。 その目的はビジネスの成功であったり、家庭の維持であったりと様々で良いのです。
他にも相手を気にしなくて済むような方法論はきっと多くの人が提案してくれているはずなのでここでは割愛しますが、東洋医学からの観点からは「恬愉」”てんゆ“というものをお送りいたします。
これは“恬淡虚無(てんたんきょむ)にして愉し”です。
「恬愉」が役立つのは人間関係に限ったことではありませんが、それも含めて健康の秘訣なのは間違いがありません。