忙しいからこそ必要な「セルフ・マネジメント」⑬

セルフ・マネジメント (自己管理)

「単なる自己管理ではなく、自分自身という唯一無二の貴重な資源を最大限に生かして、自身の成果と、周りに対してプラスの影響を及ぼすことのできる能力」

 

そのために絶対に必要となる心身の良好な状態に関し、以下の5つの要因に分けて説明していきたいと思います。

 

食事

排泄

運動

睡眠

心理的要因

 

食事

体に合ったものを食べる。

あらゆる食べ物には効果の差はあれど薬効があり、薬効があるということは毒性もあるということです。

栄養とは毒でもあり、体を作る重要な養分でもある。

当然、そうなると何を食べれば良いのか? という話になってきます。

漢方において、本草学という博物学の元になった学問があり、この本草学では昔の人々の実体験からどの食べ物がどのような効果を持ち、どのように使えば良いのか?という研究結果が残っています。

食材の「気味」や「性」などと呼ばれ、現代栄養学とは全く別物の体を健康に養うための考え方があり、それを元にして年齢、性別、体質、体調、季節、土地柄などに合わせて食事を行います。

病む前に病を治し、健康を維持する医食同源の考え方があってこその食事法となりますが、セルフマネジメントを行うにおいて食べ物がもたらす体調と心の変化は非常に大きなウエイトを占めます。

食事の延長が漢方薬であり、生活の延長が治療となりますから、上手く使うためには自分の体を見極める方法と体に対して何を摂ればいいかの知識が必要になります。 しかし、食べ物の種類は膨大。各論はまたの機会に。

 

 

 

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