老化は変化

老化は変化

生まれてから成長し、成熟し、衰える。

人は成長、成熟を良いもの。ポジティブなものと捉え、衰えをネガティブなものと捉えますが、その本質は同じです。 言葉とイメージ。変化のベクトルが少し違っているだけで大局的に見ればどの段階でも全て死に向かって進んでいるのですから。

すると、生命は生まれたときから死へ向かって老化していることになり、一本道なのですからどれだけその変化を遅らせることができるか?が全てとなります。

昔、様々な技法を用いて目指した不老長寿はこの変化を止めることを目的にしています。しかし、それはとうとう叶わずに「変化を遅らせる」ことができただけでした。 老化の仕組みが解明されつつあり、人造生命も造られようかという今の時代でもそれは変わりません。