理解は心身を鍛え健やかにする

生きているものの最大の恐怖は「死」でしょう。

死に連なる「怪我」や「病」も恐怖の対象となります。

しかし、これらは生きている限り避けることはできません。

その恐れは人の理解を超え、神仏にすがり救いを求めていた時代もありました。 現代でも完全に払拭できた訳ではありませんが、少なくとも科学によって解明されているものについては、ただ恐れるだけでなく理解して、昔よりも効率よく治療、予防できるようになりました。

 

恐れは判断を狂わせ、性急な解決のみしか見えなくなり、それが最良であると思わせます。 しかし、冷静に考えればその大きなリスクに気づくはずなのです。

 

死や病を自分なりに理解し、病む前に対策や対応を決めるなどをしておけば恐怖は軽くなります。 これは心と体を守る人の智恵でもあります。