セルフ・マネジメントに隠れるリスク
普通、効果のないメソッドには大きな益も害もありません。 精々、時間と労力、金銭を無駄にしたという虚脱感が起こるくらいのものでしょう。
しかし、効果があるものを行った場合に、今の自分の体に合わなかったらどうなるのか? これは非常に大きな問題です。 病だけでなく疲労や怪我を起こし老化を促進する場合もあるのです。
また、メソッドの理論が曖昧で効果が不安定であるがゆえに効かないと思っていたものが実は効いていたり、効いたと思い込んでいたものが実は無効であるなどが起こりえます。 これらによって体の機能を知らないうちに蝕む場合があります。一番の問題はここにあるでしょう。
許容量以上の負荷が体にかかっていることに気づかずに特定のメソッドを行うことは非常に危険です。
自分自身で分かる疲労や痛みなどの感覚が目安になることもありますが、多くの場合はそのようなものは見過ごされます。
ご自身が行うメソッドは良い効果が出るのだと思いこんで行っているはずですから。