忙しいからこそ必要な「セルフ・マネジメント」⑧

セルフ・マネジメント (自己管理)

「単なる自己管理ではなく、自分自身という唯一無二の貴重な資源を最大限に生かして、自身の成果と、周りに対してプラスの影響を及ぼすことのできる能力」

 

そのために絶対に必要となる心身の良好な状態に関し、以下の5つの要因に分けて説明していきたいと思います。

 

食事

排泄

運動

睡眠

心理的要因

 

食事について

現代の体調管理において非常に重要視されるものです。 バランスの良い十分な食事は壮健な心身を作るのに必須です。

 

食の基本は腹6分から腹8分。  毎日なるべく同じリズムで食べる。 様々なものをバランスよく食べる。です。
…なんてことは皆さまご存知ですよね。
更に今回は筋肉つけるならプロテインやHMBが良いとか、二日酔いにはウコンが良いとかの無限に出てくる個別の話ではなく、もっと大雑把な話。
セルフ・マネジメントを行うには食の管理は大切で、その中で量の過不足が起こるというのが非常にマズい。というものです。
食べ過ぎは健康に悪いと言うのはよく言われます。短期的には眠気を催し、判断力が鈍り、体が重くなります。理由は血糖の上昇や自律神経による消化器系の活動など様々なものが言われますが、その正誤はともかく、現実として体は一時的に活動を鈍らせます。 長期的に見ても栄養が豊富という益より、体への負担という害のほうが大きいと言われます。生活習慣病が代表的な疾患ですね。
そこで出てくるのがファスティングなどに代表される、食べない。食を減らす健康法です。 確かに体は軽く、意識は覚醒していきますが、頭や体を動かすためのエネルギーが枯渇していくのでそれも一時的なものです。 長期的には必ず栄養不足に陥りますので長く続けるべきものではありません。何らかの理由で仙人でも目指すならどんどん減らしていくのですが、普通は仙人になる前に栄養不足が続き、体力の衰えからあらゆる感染に弱くなり病死、衰弱死します。
食の量の基本は腹6分から腹8分。
腹いっぱいにせず、少なすぎず、且つ十分な栄養を取ります。
これは体への負担を軽減し、栄養を吸収しやすいほどよい量です。 適切な量の食事は体を快適に長持ちさせる秘訣です。
程よい量は人によっても違うので一日何gように定量で決めつけるべきものではありませんが、食べても眠くならず、長時間の仕事に耐えられるための十分な栄養をとる事が長期的にはとても大切なのです。
先ずはとてもありふれた当たり前のお話でした。

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